争いに終止符を打つ

人が神に背いた後に、最初に行った罪のわざは責任転嫁でした。自分の非を認めずに相手を責めるという性質は罪人の本質に深くかかわり、クリスチャンになったからといってもなかなか解放されるものではありません。

 

結論から言うと、私たちが素直に自分の非を認めた時にあらゆる争いは終了します。夫婦喧嘩を例にとると、「確かに私にも悪いところはあったかもしれないわ。でもあなたの方がもっと悪いじゃない。」という言葉が発せられますが、自分の非を本当に認めている場合は他者を責めることはできません。

 

うわべだけの罪の自覚とブレーキをかけることができない責任転嫁への衝動から、際限の無い言葉の応酬が延々と続いていくのです。その終わることの無い争いを解決するのは、互いの罪をなすり合うことに終止符を打つという、あなたの決断にかかっているのです。