『彼らはイザヤに言った。「ヒゼキヤはこう言っておられます。『きょうは、苦難と、懲らしめと、侮辱の日です。子どもが生まれようとするのに、それを産み出す力がないのです。』」(イザヤ37:3)
お
「恐れるな。ダニエル。あなたが心を定めて悟ろうとし、あなたの神の前でへりくだろうと決めたその初めの日から、あなたのことばは聞かれているからだ。」(ダニエル10:12)
祈りの言葉は、最初の日から神に聞かれているというのは素晴らしい霊的事実です。
しかしこのとき、ダニエルの祈りから神の返答が与えられるまで3週間かかっていたことがわかります。
その原因として御使いは、「ペルシヤの国の君が二十一日間、私に向かって立っていた」(ダニエル10:13)と伝えています。ここでペルシヤの君とは明らかに堕天使のことを意味しています。この存在が、御使いがダニエルに神からの返答を伝えるのを邪魔していたという背景があったのです。
私たちの祈りも同じです。祈りは確かに聞かれているが、その返答を遅らせる邪悪な存在がある、ということを知っておくことは重要です。
ではこれに対してどうしたらよいのでしょうか?解決方法はないのでしょうか?
解決法はあります!
次のように書かれている通りです。「もっと祈ってくださるよう特にお願いします。それだけ、私があなたがたのところに早く帰れるようになるからです。」(ヘブル13:19)
この箇所は「多くの人の熱心な祈り」がパウロの帰還を早めるという原理が記されています。私たちの祈りは強力な武器です。これを使わない手はありません。信仰生活で起こる様々な問題の第一の解決法は兄弟姉妹の熱心な祈りなのです。