退屈な人生？！

ある人が亡くなりました。そして、死後に連れて行かれたのは、すばらしい夢のような場所でした。なにしろ、好きなときに起きて、好きなものを食べて、好きなことをして、好きなときに眠ることができるんです。毎日毎日が楽しくて仕方ありません。
しかし、次第に彼はそんな生活が耐えられなくなってきました。とにかく退屈なのです。そして、だんだんと苦しくなってきました。ついに彼はつぶやきました。「こんなことなら、地獄に行った方がマシだった」。

 

すると、彼をここに連れてきた人が言いました。「え？あなたはどこにいると思っていたのですか？」

 

実は「退屈」ほどつらい感情はなかなかありません。特に定年後は、一見自由な気楽な生活のように見えて、多くの人にとってはそこには恐ろしいような「退屈」な人生が待ちかまえています。

 

ある人は著書の中で「自分はもう社会からいらない存在ではないかと思って数十年過ごすのは、実は地獄のような生活だという事実をどうして大きな声で言わないのか？」と主張しているほどです。
でも安心してください。聖書は私たちに対して生涯にわたって楽しませてくださる（原義はわくわくさせる）人生を保証しています。イエスに従う人生に「定年」は存在しないのです。