悪霊が強力に働くタイミング

霊的に最悪の状態で集会に出席したことはありますか？もちろん本当に最悪の場合は集会に行けないと思いますが・・・。誰もが経験したことのある苦々しい経験ですね。

 

多分そんな時は、交わりに入れずに早々に帰ることを選ぶことでしょう。聖書は明らかに、私たちの弱みにつけ込み、私たちの欲望を刺激し、神から離れさせようとする悪の力の存在を伝えています。

 

冒頭の聖句の悪霊につかれた少年の反応を見るときに、悪霊の力がどのようなタイミングで最大限に働くのかがわかります。その少年が激しく反応したのはちょうどイエスが近づいた時でした。

 

このタイミングに私たちは着目すべきです。すなわち、日曜前の週末や、何かの奉仕をする前、誰かに福音を伝えようとしている時など、そこで私たちに強く抵抗する力があることを聖書は教えているのです。

 

週の半ばまでは調子が良かったのに、週末になってやらかしてしまった・・・などはよく聞く話です。これは決して偶然ではありません。イエスに近づくときこそ、最も注意すべきである、これを肝に銘じておきたいものです。

 

あと、もう一点、別のタイミングで悪霊の力が強く働くことがあります。この後、イエスが霊にこの子から出て行くように命じられました。その後、「するとその霊は、叫び声をあげ、その子を激しくひきつけさせて、出て行った。」とあります。

 

別のタイミング、それは「解放される直前」です。ある人に福音を伝えているのにま すますかたくなになっているような気がする・・・。でもここで失望してはいけません。それは解放 に近づいているからこそ、逆に暗闇が増しているように一時的に見えるだけなのかもしれないからです。