「自分を知恵のある者と思うな。主を恐れて、悪から離れよ。それはあなたのからだを健康にし、あなたの骨に元気をつける。」(箴言3:7,8)
聖書には究極の健康法が書かれています。今健康な人も、持病がある方も知る必要があると思います。
それは冒頭の聖句にあるように「主を恐れて、悪から離れる=御言葉に従う」ということです。そうお伝えすると、「なぁ〜んだ〜。そんなことか!御言葉に従ったら神様は肉体的な祝福を与えて下さるということでしょう?何度も聞きましたよ。」と言われるかもしれませんね。
しかし今回は「科学的」にこの約束を解き明かしたいのです。健康の秘訣は、この体が何から造られているかを知ることにあります。
「人間の体は何からできているでしょう?」という質問をした時、「細胞」や「水分とタンパク質と脂肪」とか、聖書的に「ちり」と答える方がおられるでしょう。しかし正解は「神の言葉」なのです。聖書に「信仰によって 、私たちは、この世界が神のことばで造られたことを悟り」(ヘブル11:3)と書かれている通りです。
一般に、製品はそれを構成している成分の性質に支配されます。例えばプラスチックは石油から造られますが、見た目が全く異なるように見えても、プラスチックは石油の燃えやすいという性質に支配されます。
同じように、人体は神の言葉で造られたが故に、「神の言葉の支配下にある!」のです。ここが最重要ポイントです。私たちの体の成り立ちを知る時に、神の言葉への従順がなぜ健康と結びつくかがわかるはずです。
もちろん神様に従っている人は病気にならないと言っているわけではありません。肉体のとげを持っていたパウロがそうでしたね。しかしここでは、神が定められた健康の基本法則をお伝えしたいのです。
赦せないこと、苦々しい気持ちを抱いていること、良心に反する悪習慣に染まること、これらは神の言葉に対して「No!」と言っている生き方です。そして、このような生き方は神の言葉で創造された細胞にダメージを与え、結果的に健康を害するのです。
しかし、私たちが神の言葉に従うときに、それは私たちの60兆の細胞を活性化させることになるのです。